2011年6月11日土曜日

電子書籍の今後について


自炊と言われる書籍の電子化については代行業者や裁断済みの本の転売が問題視されていますが、これを各々違法か適法か考えていても先に進みません。

音楽は昔、カセットやMDを何枚も持ち歩く時代がありましたが、現在ではコンパクトなメディアプレイヤーに何千曲もの音楽を入れて、いつでもどこでも好きな音楽を聞くことが出来ます。なぜ本だけが長い歴史の中で同じように進化をしなかったのか、原因はなんとなく皆さんもおわかりかと思いますがここでは割愛します。

音楽のように本にはまだデファクトスタンダードがないのが本当の問題なのですが、まずは音楽と同じ扱いにするのが良いかと思います。
レンタル屋さんがレンタル専用の電子書籍データをCD媒体で貸し出して、個人が各々リッピングして個人使用を原則としてiPadなどのタブレットPCで楽しみ、レンタル屋さんが著作権使用料を制作者へ還元していく。
ただ現在の電子書籍は専用のリーダーがあったりダウンロードしてPCで見れるものでもオリジナルの様々なデータフォーマットがあり、使う側としては何の利点もないので統一されないと普及の足かせとなります。おそらく今後はPDF形式が主となっていくと思います。

やっぱり本は、生の紙をめくっていく感じや臭いがいいんだよ!とか、デザインの良い本が棚に並んでいるのがおしゃれなんだよ!など購入したい人はこれまでと変わらずいるでしょうし、カフェやバーなどのおしゃれなインテリアとしても利用されるでしょう。
また、本はたくさん読みたいけど置き場所がないし持ち歩くのも大変という人はお金を払ってダウンロードしてタブレットPCなどで持ち歩いたりもするでしょう。

法の整備を含め今後はこれがデファクトスタンダードとなり、音楽のアナログレコードと同じように紙の本はクラシックなものとしてマニアなコレクターが所有するものとなり、流通が減り魅力ある本には更にプレミア価格が付くことになるでしょう。

出版社とレンタル業者が取り決めを交わし、印刷業者は媒体の制作を請け負い、法が後からついてくるんでしょうね。
現在の大手業者が行うか、新たなベンチャーが乗り出すか、どちらかだと思います。
村上龍さん先進的で尊敬していますが独占配信でなくマーケティング3.0でお願いしたい。戦後の高度経済成長以降1.0で成功したのはアップル製品だけではないでしょうか。

筆者は週刊誌をよく読むので、それが電子書籍でPDFで購入できれば少し高くても定期購読したいくらいです。
新幹線の移動する際も、キヨスクで買った週刊誌を降りた駅で捨てるのですが、本当は後で読み返したいんです。
だけど重たいし家に雑誌が溜まるのが嫌で仕方なく捨ててます。

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